「外国」と一言にいっても各国ごとに異なる法律や規則が定められており、宗教や文化の違いから商慣習も様々です。海外でビジネスを行うと決めてから、先ずはその国の法令や商慣習を調査し充分に理解することが重要です。当社では、海外ビジネスを障害なく進めるため対象国の弁護士、会計士等の専門家と連携して法令や商習慣を調査し、またビジネスに必要な気候や風土、歴史、宗教などの情報を幅広く収集、分析してレポートします。

海外市場に進出するためには、既にその市場でビジネスを行っている事業体と協業体制をとることで、よりスムーズな海外進出を果たせるケースがあります。海外に進出するにあたって本当に必要かつ信頼のおけるパートナーを見つけることが重要ですが、当社では豊富なパートナーネットワークやクライアント企業とのリレーションシップを基盤として、最適なビジネスマッチングを支援致します。

海外と貿易取引を行う上で、より安全かつ安価な形で必要資金を確保することは非常に重要です。当社は国内外の金融機関や事業会社と連携して貴社の輸出入にかかる資金調達を支援します。また常に変動する外国為替相場を見据え海外取引に必要な外貨の準備や引当金の積立て等を、効率的に運用するアドバイスを行います。

海外でビジネスを進めていく上でブランチオフィス（海外支店）の設置などの拠点づくりは必須条件となります。しかしながら事前準備やスタートアップ期間などビジネスが軌道に乗るまでの初期段階おいては、大きなコストをかけて拠点づくりを行うことはリスクと言えるでしょう。また税務申告を始めとした政府行政機関への報告から受発注処理や在庫管理等の日常業務まで、ブランチオフィスにおける業務は多岐にわたります。当社はその様なお客様のニーズに合わせて、現地パートナー企業と連携しブランチオフィス業務のアウトソーシング受託を行います。

日本国内でサービスや商品展開を行いたい外国企業に対し、日本国内におけるマーケットリサーチを始め、アライアンスおよびパートナーシップの構築や営業戦略支援などの各種マーケティングコンサルティングを行います。同時に各種法令の遵守や許認可等の取得支援を行い日本国内での営業基盤を構築します。またビジネスのスタート後はブランチオフィス業務のアウトソーシング受託を行います。

いかなる取引においても契約書は非常に重要ですが、海外においてその重要度は格段に上昇します。契約書は商習慣を超えて当事者同士が契約内容を合意するためだけでなく、万が一紛争が生じた場合や意図せず現地の法令に違反をしてしまった場合など、適切な責任回避を行うと共に自社の権益を守る唯一の根拠です。当社は現地の弁護士等と連携し、契約書に盛り込むべき合意事項や紛争解決方法、為替変動への対応、知的財産の取り扱いなど普段あまり意識しない部分についてもアドバイスを行います。また有効言語を英文として、各国言語に対応した多言語契約書の作成も代行して行います。